春雨日記

宛名無し

今年読んで気に入った漫画

ブログの内容に一貫性がない。お久しぶりです、しんびです。

2週間に1回更新が目標なんですが、1ヶ月に1回になりつつあるな?

今回はこの時期のブログにありがちな今年買ってよかったもの系の話です。後ろ向きに聞こえるかもしれないけど、僕は好きです。自分1人だけの世界だと知らなかったものとかあるし。

  • 任侠沈没

ケジメのために組長の息子を斬った報復として妻子を殺された大紋寺龍伍。組長を斬るために東京に向かうというオヤ殺し漫画です。

その道中に大地震が起きて日本全土が壊滅状態になる。壊滅的な道中に、シャブがはびこる集落や行き場をなくした暴走族、ヤクザ狩りをやっている集落などで様々な困難に大紋寺龍伍とその舎弟の米七&四郎太が立ち向かう話。ギャグありエロスありのパニックホラー的な。ワニも出るよ!

…どうしてこうなった。オヤ殺し旅の途中!っていう復讐譚なんですけどね。

漫画読んでIQ下がるわけがないと思ったら後半のあるシーンでIQ下がったのが露呈したのが私だ。

読んだ後の読後感が素敵なのでぜひ読もう。紙媒体は絶版だけどKindle版あるから読もう。全3巻で1巻と3巻が216円です。なんで2巻だけ高いんでしょう。ああ、こういうところが良かったとか面白かったとか全然書けていない。これがIQ低下か。

上の写真はコンビニコミック版です。これ探してコンビニ駆け巡った挙句アキバのZINで確保したのはいい思い出。

  • だいたいめる子

ワニつながり。

める子と友人のあてな・ゆきえの3人がクリスマスにラーメンを作ったり、ゆきえの鼻血を止めようとしたり、新幹線で睡魔と戦ったり、あてなの妄想の中でレズセが繰り広げられたりする漫画。

いわゆる日常系の漫画です。会話の理屈のこねくり回し方が好き。

ブレーメンの音楽隊やクリスマスキャロル、ちりとてちんなどの物語や小噺などの小ネタが随所に散りばめられていて、それが入るタイミングがいい。

ちょっと格好良いい言い方すると粋な感じ。僕は最後の椅子の話が好き。

Kindle版も出てるけど、けっこう細かい文字等あるので、作者のみど……縁山先生同様に紙のほう勧めます。

コミックゼロス連載だけど全年齢漫画だからお子様も安心して読める!って帯に書いてあるけど、だいたいあてなのせいで乳首出てるし、ゼロスの広告が帯の折り返しに入ってたりして安心して読めねえよぉ!

……そういうツッコミ待ちの気がした。

同作者の成人漫画のドリストアも読みました。あっちは成コミのお約束順守してのあの疾走感&芸風だからそれはそれですごかった。成コミというより普通に面白いタイプのギャグ漫画だ。

ドリストアのほうが疾走感あるけど、安定感はだいたいめる子のほうがある気がした(伝われ)。

この2作品しか挙げなかったけど、  新たに単行本を集め始めたのだと、魔法使いの嫁面白かったし、相変わらずくーねるまるたなどは追っかけています。

あと、よつばと!が久々に出ましたね。徐々によつばが成長してきたなぁと思いました。

そろそろ土下座ホワイト的なはなししたい。(一応土下座ゴリラのアートワーク担当)