春雨日記

宛名無し

カメラが増えたと思ったら防湿庫も建った

またカメラとかの話。2週間ほど前に渋谷に遊びに行ったときに世界中古カメラ展に友人と寄りました。

で、色々物色してる中でフォクトレンダーのvitomatic Iaが気になった。レンズの鏡筒以外は概ね綺麗だし、他の高いモデルよりだいぶ安い。ファインダーが距離計連動じゃないので、ファインダーでピントを合わせられないのもあったと思う。あと店員さん曰くセレン光電池(下の写真左側の粒のところ)が劣化してて露出計の測定が怪しい。

でも、ファインダーが見やすかったのと、コンパクトカメラで50mm単焦点、ずっしりしたホールド感とかその辺に惚れた。

怪しいバイヤーみたいな友人曰く「そのカードは飾りか?ん?」

はい。

純正のケースも付いてきた他、店員さんがフィルムつけてくれたり、トートバッグくれたりと嬉しかった。

早速横浜の三渓園で撮りました。赤や緑の雰囲気がデジカメ慣れしてると随分違う。1枚目、スキャンしたときに若干斜めで読み取ってるな?

近距離のピントの感覚はまだつかめませんが、5m以上なら被写界深度深めにすればどうにかなるかなー。トライ&エラーしてフィルム代と現像代を吸われてる今日この頃。12枚撮りフィルム復活してくれ。

で、カメラの保管方法なんですが、去年の8月ぐらいに実家からカメラを引き揚げたときに、レンズやボディにカビを生やすと修理 or 買い直しを迫られてつらいものがあるので、乾燥剤&ドライボックスを用意していました。

当時はEOS 40Dパンケーキレンズ24mmと標準ズームレンズの18-55mmだけだったんです。現状この2本で満足してるし増えることはないと思っていたんです。

コンデジ代わりにEOS M3と22mmレンズを買った辺りから暗雲が。15-45mmのズームレンズ、28mmマクロと少しずつ増えた。EF-Mだと11-22mmもほしい。

それ以外でも帰省のときにフィルムカメラのC35を引き揚げてきたりと、カメラが増える。で、フォクトレンダーのvitomatic Iaが来たことでキャパを超えました。仕方がないので乾燥剤と一緒に中古で安く転がってるズームレンズを別の箱に入れてたけど、湿度は見れないし別管理は面倒。

更に雨が降った日に一瞬機材の出し入れをしたらドライボックス内の湿度50%のドライボックスがあっという間に60%超えてシリカゲル追加投入しても下がらなくて、「開けるなよ!絶対開けるなよ!」という注意書きのある石灰の乾燥剤の袋を開けて40〜50%に落ち着けるという面倒くさいことやって、梅雨入り前に防湿庫が欲しくなった。要は湿度を一定に保ってくれる頼もしい保管庫。

父親にそれとなくLINEで話したら「買えば長く使えるよ」と背中を押されたので購入を決意。

予算3万以下で3段ぐらいのないかなーと思ってたらstudio9で取り上げられていたIDEXのDS-63Mが良さげだったので購入。ペルチェ素子の湿度制御、耐久性の面では東洋リビングの乾燥剤吸着式より不安があるけど、壊れたら東洋リビングのものに鞍替えかユニット修理でいいかなと。修理の間はまた一時的に乾燥剤に頼ればいいですし。

部屋の湿度が55%のときでも、40~41%をキープしてる。ミラーレスのレンズだと長さが短いから1つのレーンで2~3本置けそう。あと棚がスライド式だから取り出しやすい。

ちなみに父親が持ってる防湿庫は東洋リビング製のもので、 付属のアナログ湿度計が壊れて買い替えた以外は20年以上動いてる。多分現行モデルだとこのへんに当たるんだろうけど、予算オーバーでした。