春雨日記

宛名無し

ハンドメイド任侠で作るブックレットその2

1つ前のエントリの続き。長くなったので分割しました。

こっちでは使う道具の話を中心に書こうかなと。こちらも相撲の決まり手ぐらい選択肢があると思うの。

使った物品とかあると捗る物品とか

これで置き換えられるよーとかあったら教えてください。

裁断機

僕はカール事務機DC-210Nを使ってます。裁断機にしては持ち運びしやすいのと、刃がボックス収納なので触りにくい。あと回転刃なので押し切りと比べて綺麗に切れそうな気がした。逆に言うと1回当たりの裁断枚数は押し切りよりずっと少ない40枚なので、

本の自炊も兼ねたい人には向かない。

僕のお部屋のように狭い空間だと、人を呼んで作業するときに作業スペース確保のために物を移動させることが多々あるんです。そういったときに持ち運びしやすいというのは便利。

postgazerのブックレット切ったときに切れ味落ちたかな?と思って3年ぶりに刃とマット交換したら再び切れるようになって感動しました。

予備の刃とマットは本体に収納できるし、 2枚セットの刃がAmazonで431円、5本のマットが782円と保守費用も安い。(2016/07/09の時点の価格)と保守性がいい。マットは1本当たり表裏、左右と4ヶ所使えるので寿命が長い。 AmazonDC-200Nがすごく安いんですがそこんとこどうなんでしょうね。 DC-210Nの盤上の目盛りと紙あて定規が便利なので買う気はないけど。

中綴じできるホチキス

マックスから発売しているホッチくるとか。 こういうスタイルで使えればOK。

ホッチくる、紙ストッパーないし、折り目の上など細い直線上にキッチリと針を留めるのはコツが要るけどコツを覚えればコスパ最強の機材と化します。

店頭で買っても1個600円ぐらいだった気がした。そんなわけでもう3個持ってる。

先週横浜の有隣堂に行ったらHD-10DBという紙ストッパー付きの売ってたのでそれが気になってる。お値段ホッチくるより4~5倍だけど。

ここからあったらいいなってやつ。

プリンタ

自分の家で印刷できると作業のデッドラインをギリギリまで追い込むことが出来るので便利。キンコーズに行くにしても暑い季節じゃん。

といっても早めの〆切を設けてそれに向かって作業しておくのが吉。

……ブーメランを投げて頭に刺さった。

実家ではHL-2130、引っ越してからはHL-3170CDWを使っています。引っ越してからカラーレーザープリンタにしたけど、モノクロ印刷しかしてない。 先述の通り、外側のカラー印刷は業者に投げてます。ジャケは虹色金魚(※2)のギター少女コンピ、響色堂のPhotograph、土下座ゴリラの卒論と毎回キンコーズだったんですが、今回はさきしさんがGraphicで発注してくれたので僕は家で待つだけでした。すごく楽。

キッチンスケール

ジャケットとインレイをケースに入れるとCD-Rを入れたかわからなくなるので、OPP袋に入れる前に1度載せて重さを確認しましょう。写真だと梱包済みだけど。

最後に

色々書いたようで全然書いてないんですが、こんなところです。過程を文章にまとめると思ったよりあっさりだ。家系作ろう思ったら普通の醤油ラーメンだった、みたいな。

作れるよーという情報しかないので、どんどん工夫や試行錯誤を重ねていってください。

クオリティを上げる方向にも効率化する方向にもまだまだ伸びしろはあると思うので。

私事ですが、今回のpostgazerは響色堂のPhotograph以来の作業でした。

前回PDCA的なサイクルと書きましたが、今回の改善点としては

  • 普通紙の質の向上

  • ジャケ印刷をキンコーズから業者にして効率化

  • 検品時にタニタのキッチンスケールの利用でCD-R入れ忘れ防止

といったところです。僕はクオリティを上げる方向にも効率化する方向にも欲張る所存です。

さきし印刷所も始まるようなので、色々知恵を絞っていきたいですね。

(※1)shun-zeiさん、Goldfisherman、ゆかぱんPの3人を中心にギター少女コンピを企画・M3で頒布したときの名義。この後に「ギター少女コンピがあるんだったらベース少女コンピがあってもよくね?」とさきしさんが企画したのがベース少女コンピ